MTG13 りるきゃん～3little candy～フルで聴いたらやっぱり可愛かった　リリイベも待ってる

　2019年1月30日、THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION13が発売しました。このMTG13は篠宮可憐、野々原茜、伊吹翼の3人組ユニット、りるきゃん～3little candy～の楽曲になります。MTG12と合同の発売記念イベントも2019年3月3日に開催されます。応募締め切りは2月13日、当選案内は2月15日、気になる方は申し込みお忘れなく。MTG12と13では曲の温度感が全くことなるのでどんな雰囲気になるのか気になるところです。それではここからは収録曲のハルマチ女子と彼氏になってよ。の紹介をしていきます。なおMTG13がどんな楽曲か気になる方は、下記の記事も御覧ください。

arenap.hatenablog.com

ハルマチ女子

　今回の楽曲はミリシタの世界に存在する、りるきゃんという少女漫画雑誌との連動企画であるドラマの主題歌になります。まずはオープニングにあたるハルマチ女子ですが、タイトルにあるようにハルマチ、少女漫画のような恋の訪れを待ち憧れている女の子の曲です。そのため恋愛ソングという面もありますが、恋を絡めた女の子の日常、という面もあります。以下にサビの歌詞を引用します。

　笑い合える友達がいて当たり前に過ぎてく今が好きだけどいつか恋したときは相談するよ励ましてね

　この歌詞から女の子の恋バナシーンが浮かぶのではないでしょうか。ドラマにもこのようなシーンがあるのですが、話のテンポや展開がイメージする女子トークという感じでした。曲の印象的なフレーズは、ミリシタにも実装されている翼のパートで、春を待ってる oh の部分で翼(CV.Macgico)の歌唱力がみえて、可愛い曲ながら決めるところは決めていて、とてもいいですね。そんなハルマチ女子と一緒に収録されている彼氏になってよ。もここから紹介していきます。こちらも可愛い楽曲ですがハルマチ女子とは違った印象の曲になっています。

彼氏になってよ。

　こちらの楽曲はドラマのエンディングにあたる楽曲で、ドラマからの入りがとても気持ち良いです。入りのギターが小気味よく思わず横揺れしながら聴いてしまいます。歌詞はこちらもタイトルから分かるように、女の子から気になる相手への気持ちを歌っています。またCDジャケットから分かるように冬の曲でもありこれからバレンタインという事もあってリリース時期も完璧なんじゃないでしょうか。ただ歌詞には、

　この街も雪化粧秋から編んでた手袋やっと渡せるね

　とあり秋からやっと、とは言っても2月は時間が経ちすぎかとも思うので、曲的にはクリスマスなのでしょうか。この曲は茜ちゃんの普段とは違った面が見られてほんとうに素晴らしいです。いつもの明るくわちゃわちゃとしたのとは異なり、しっとりと歌いこなしていてこんな歌い方もあるのか！と可能性の広がりを感じました。ドラマでもそうなのですが、普段の茜ちゃんとは違った茜ちゃんが見えて思わずグッときます。ハルマチ女子、彼氏になってよ。ともに作詞・作曲・編曲がHoneyWorksさんで、やはりこういった楽曲は得意なのか素晴らしい楽曲です。

　次からは少しだけドラマパートにふれるのでネタバレOKの方のみ御覧ください。

学園ドラマ

　メインヒロインは茜ですが、可憐もかなりいい役どころです。翼もユニットメンバーなのでセリフは多いのですが、今回はそれよりも後輩の男の子役として登場した、昴がほんとうに素晴らしかったです。物語としては茜ちゃんの前に王子様のような先輩である千鶴が現れ進んでいきます。千鶴はスポーツ万能、語学も達者な帰国子女でまさに王子様の条件にも当てはまっています。ですが、抜けているところもあり、その結果茜ちゃんが・・・という流れになるのですが、その千鶴の弟として登場する昴も背は少し低いが王子様としての条件には当てはまっており、可憐となんとなくいい感じになりこちらの恋模様も聴いていて頬がほころんでしまいます。ドラマには千鶴と昴の従兄弟として美希も登場しており、抜けている千鶴を見張るためよく一緒にいるのですが、最後にその美希も実は本音と建前は、というような感じでメインの茜ちゃんの周りにフワッと他の恋模様も見えてきます。千鶴と美希は現実とドラマでは逆の印象を受けましたね。やはりドラマはそのアイドルの普段とは違った魅力や表現が見えてくるので、聴いていてほんとうに楽しいです。おそらく次に来るであろう、まつりとエミリーのユニット Charlotte Charlotte も非常に楽しみです。